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カラダの中のガードマン「免疫力」を高める!

私たちのカラダの中には、細菌などが入ってきたときにやっつけてくれる「免疫作用」があります。

免疫作用とは、細菌などの異物(これを抗原といいます)が進入することを阻止し
リンパ球などの力をかりて異物を無害なものに変えようとする働きです。

カラダは初めて出会った抗原(細菌)をやっつける「抗体」を作ります。
そして細菌の顔形をきちんと覚えていて
また同じ細菌が侵入してきたときには、すぐに応戦できるようになっています。

これをカラダに「免疫ができた」といいます。
ワクチンなどはこの性質を利用した薬です。

エイズはそのウイルスに感染することによって、この免疫機能を低下させる恐ろしい病気です。
またアレルギーは、抗原に対して必要以上に過敏な反応をしてしまうことで
膠原病は免疫システムに異変が起き、自分のカラダに対して攻撃してしまう病気です。

同じ家族の中でも一年中風邪をひく人と、ほとんどひかない人がいます。
一般的に免疫力は運動をしているような若者は強く、幼児やお年寄りは弱いとされています。

年齢とともに自律神経系および内分泌系の働きが低下し、徐々に免疫力が落ちると言われています。

また体温が低下している場合は、免疫力が低くなります。

確かに風邪をひくのも、からだを冷やしたときですね。

さらに最近では、腸内環境が悪くビフィズス菌などの善玉菌が少ないと免疫力が低下することが分かってきました。

どんな人でも、ガン細胞は毎日のように生まれているといわれています。
しかしそれでも発症しないのは、免疫力のお陰です。

ビタミンA・C・E・亜鉛を多く含む食品やキノコ類などを多く摂ることによって免疫力が高まることも証明されています。

つまり食事内容を見直すことで

「免疫力を高める」ことは可能なのです。

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