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手軽で美味しい食生活は生活習慣病の原因になるかもしれません…

私たちは自分の食べたいものをいつでも好きなときに
食べたいだけ食べることができます。

そのためどうしても食べやすく手軽で美味しい食品を選んでしまうようになりました。

確かに脂肪分の多い揚げ物、ファストフード、甘いお菓子などは食べやすく口当たりがよく
ついつい手が出てしまいがちです。

でも、このようなものばかり食べていると、カロリーの取りすぎで肥満を招くばかりか
カラダの調子を整える大切なミネラルやビタミン類が不足してしまいます。

第二次大戦前の日本人はほとんど脂肪分のあるものを食べていませんでした。

しかし、日本も豊かになって食事の内容が変化
食生活は西洋化がすすみ、年々脂肪の摂取量が増加しています。

このような食生活は

高血圧や高脂血症、心臓病、脳卒中、動脈硬化、ガン(大腸ガン、乳ガン、胃ガン)、糖尿病などの
生活習慣病の大きな原因になっています。

生活習慣病は「自己破壊病」とか「習慣病」と呼ばれるように
原因のほとんどは毎日の暮らしそのものにあります。

過剰なカロリー摂取や栄養バランスの悪い食事
運動不足、喫煙、アルコールの飲み過ぎやストレスなど ・・・

すべてが病気への引き金になっていますが
この中で一番かかわりが深いのが

「食生活」なのです。

日本人は欧米人に比べて心臓病での死亡率が低いと言われています。
しかしアメリカやブラジルに移住して動物性脂肪の多い食事をするようになった日系人は
欧米人なみに心臓病による死亡率が高くなりました。

このことから、生活習慣病の原因は体質よりも
食事内容に大きく左右されるということが分かります。

食生活の変化で病気も変質化してきた現代日本。

毎日の食生活にすこし注意を払って
生活習慣病を予防して健康寿命(介護を必要とせず自立した生活が出来る期間)を
みんなが伸ばして行けたらいいですね。

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